「妊活をしているけれど、なかなか結果が出ない」「体が冷えやすくて不安…」
そんなお悩みをお持ちの方におすすめなのが 温活（おんかつ） です。

温活とは、体を温めて血流や代謝を良くする生活習慣のこと。冷え性改善や健康維持に役立つだけでなく、妊活においても大切なポイントといわれています。

本記事では、温活の基礎知識から、妊活との関係、日常でできる温活法やおすすめグッズまでを詳しくご紹介します。

温活とは？

温活とは「日々の生活習慣や食事を工夫して、体を温める活動」のことを指します。
血流を促進し、冷えを防ぐことで基礎体温を上げる効果が期待できます。

特に女性は男性に比べて筋肉量が少なく、体が冷えやすい傾向があります。そのため、温活を意識して取り入れることで以下のようなメリットが期待できます。

• 血行促進による冷え性改善
• 基礎代謝アップ
• ホルモンバランスの安定
• 免疫力の向上
• 美容や健康維持

つまり、温活は「妊娠しやすい体づくり」にもつながる、心強い健康法なのです。

妊活において冷えはNG！

妊活をしている方にとって「冷え」は大敵。なぜなら、冷えは次のような悪影響を及ぼす可能性があるからです。

• 卵巣機能の低下：血流が悪くなると卵子の質が下がり、受精しにくくなる
• ホルモンバランスの乱れ：女性ホルモンの分泌が不安定になり、生理不順を招く
• 排卵障害のリスク：排卵のタイミングが乱れ、妊娠の確率が下がる
• 免疫力の低下：風邪や感染症にかかりやすくなり、妊活の大きな妨げに

妊娠のためには、血流の良い温かい体を保つことがとても大切です。

妊活中に温活を行うメリット

妊活と温活は相性抜群。温活を取り入れることで、次のような効果が期待できます。

1. 子宮や卵巣の冷え防止

体の中心を温めることで、子宮や卵巣が本来の働きをしやすくなり、妊娠しやすい環境が整います。

2. ホルモンバランスの調整

温活によるリラックス効果で自律神経が整い、女性ホルモンの分泌が安定します。その結果、生理周期が安定しやすくなります。

3. 免疫力アップ

温活で体温が上がると免疫細胞の働きが活発化し、感染症にかかりにくくなります。妊活中の体調管理にも有効です。

妊活中におすすめの温活方法

それでは、妊活中に取り入れやすい温活方法を具体的にご紹介します。

温かい湯船に浸かる

• 40℃前後のお湯に10〜15分
• 血行促進・リラックス・睡眠の質向上
• 冷え性やむくみ改善にも効果的

普段シャワー派の方も、できるだけ湯船に浸かる習慣をつけましょう。

適度な運動・エクササイズ

• ウォーキング
• ヨガ
• ピラティス
• 軽いジョギング

下半身を中心に動かすと骨盤周りの血流が改善され、妊娠しやすい体づくりにつながります。

食べ物・飲み物で温める

体を内側から温める食材を積極的に取り入れましょう。

おすすめの飲み物

• 白湯
• しょうが湯
• たんぽぽ茶
• 黒豆茶
• ほうじ茶・玄米茶・ルイボスティー

おすすめの食べ物

• しょうが
• にんじん
• 大根
• かぼちゃ
• にんにく
• 納豆

日常的に取り入れることで、無理なく体を温められます。

夏でも注意！冷えやすい季節の落とし穴

「冷え＝冬」というイメージがありますが、実は夏も油断できません。

夏に冷えやすい原因

• 冷房の効きすぎた室内
• 冷たい飲み物やアイスの摂りすぎ

体が内側から冷えると妊活に悪影響を及ぼします。

夏に意識したい温活ポイント

• 薄手のカーディガンやショールを持ち歩く
• 冷たい飲み物より常温・温かいものを選ぶ
• 腹巻きやレッグウォーマーなど温活グッズを活用

妊活に役立つ温活グッズ

取り入れやすい温活グッズもたくさんあります。

さらに、「次髎（じりょう）」「丹田（たんでん）」などのツボを温めるのもおすすめです。

まとめ：温活で妊娠しやすい体づくりを

温活は、妊活中の女性にとって大きな味方。

• 子宮や卵巣の冷え防止
• ホルモンバランスの調整
• 免疫力アップ

といった効果が期待でき、妊娠しやすい体づくりをサポートします。

冷えは冬だけでなく、夏でも無意識のうちに体を冷やしてしまうもの。日常に小さな温活習慣を取り入れて、体を内側から整えていきましょう。

授かりやすい体を目指すために、今日から「温活生活」を始めてみませんか？